今日は古株と新人の女性2名同伴のスリーサムだった。最初から今日はホストに徹するつもりでいたからスコアは期待しなかったが、どういう訳だろう?良かった!
前半はバーディーもあって、久しぶりの30台。後半は暑さと疲れでやや熱中症気味だったから、まぁ何とか凌ぎきったと言えるスコアで、仕方が無いと勝手に自己評価している。
前回のラウンドの反省が、少しながら効果があったように思う。気持ちよくスイングはするけれど飛ばそうとは思わず腰や肩の回転をややセーブした軽くて速いスイング・・・に徹しようと思って臨んだのだが、それが良かったのだろう。ミスショットは何度もあったが、大きな怪我に繋がることがなかったのは、恐らくこの効果かなと思えた。
平野さんと池田さんには、今回初めてアドバイスを試みた。余り人のスイングに口を挟まないように心がけているのだが、喜んで聞いてくれる雰囲気だったので、ついついつられてアドバイスを続けてしまった。でも彼女たちは素直に修正を試みて,何度も素晴らしいショットが生まれていたので、ちょっとは貢献できたのかなと密かに自己満足した。
助言を相手に伝えるというけれど、実は相手の翻訳能力によってどのように伝わったのかが決定する。
相手にイメージできるように助言をするのだが、そのイメージは伝える側の身体に宿る筋感覚や神経回路や前頭葉の動きの動画再生機能によって導かれているイメージと過去の体験記憶であって、それを伝えられた相手は、自分も同じように持っている同様のイメージ機能によって<自分で翻訳して>イメージ処理をしていくわけだ。したがって、伝える側のイメージが伝えられる側に<同じイメージ>としては伝わると言うことは絶対に無い。これが運動の指導の困難さだ。このことが分かっている運動指導者は、実際のところ余りいないわけだ。運動学では、その人が持っているイメージの翻訳力と言っているが、この翻訳力の質の違いや広さや深さは千差万別と言って良い。そのイメージ翻訳力の違いを注意深く見つめながら根気よくイメージを伝えようと創意工夫して努力を積み重ねている人は、必ず素晴らしい指導者になる。
プロゴルファーは、おおむね指導は下手。結果を出しているから説得力があるとアマチュアを感じてしまうのだが、相手のイメージ翻訳力の違いを想像もしていないから、話にならない。そんなイントラは数知れない。
私はゴルフは下手だが、身体活動学のプロとして学び、そして実践してきた過去50年間の運動指導の経験はある。もしかしたらこの指導は間違いかも知れない、これでは伝わらないかも知れないと常に未知の世界を意識しながら相手に伝えようとする習性は、もう反射神経回路として身についている。退官後やや錆び付いて来たなとの実感はあるので、もう身の引き処とは感じているけれど・・・・
でもまぁ、そのことがすこしでも今回役だったとしたら、うれしいなぁ~~~~
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パートナー:池田さん♀、平野さん♀
★レギュラーティー(女性は勿論レディース)
+4:0回
★OB:0回 バン入:3回
パーオン:5/18(28%)
FWキープ:43%
最長飛距離:220y