3日前にふと思いついたスイング(グリップの形)が気になって、庭でアプローチの練習で試してみた。
左手の甲でボ-ルの横っ面を叩くというイメージで今までズッと打ち続けてきたのだが、学生の時の剣道の授業で一度習ったことがある日本刀の居合抜きの稽古を突如思い出して気になって気になって仕方が無くなった。
居合抜きの切りつける動きは、手の甲は空を向いていて、小指の根本辺りから振り抜いていた。そういえば軟式テニスのバックハンドはそれに近い振り抜きをするじゃないか!
若しかしたら、今までとんでもない間違いをしていたのかも知れないと想った。
手の甲が上に向いた状態で振り抜いても、ゴルフは両手を使うわけだから、右手が必ずフォローしてインパクトでは丁度良くなるのじゃないか!・・・・と思った。
市川さんはそれに近いスイングをしている(ように見える)けれど、クラブヘッドは最初の構えの時点でかぶせている。それは市川さんのオープンな構えとステップを踏み換える独特の体の使い方ゆえに自分で編み出した工夫だとしたら、そこは真似しなくても良いはずだ。そう思った。
今回のラウンドではぶっつけ本番になったけれど、充分試す価値はありそうだと思えたので、最初から試みてみた。出だしの3ホールまでは悪くもなく良くもない感じだったが、何となく楽に振り抜けて力を抜いたスムーズな動きになってきて、次第に実に良い感じで飛んでくれたし、アプローチも高い球出しで気持ちよく振れた。但しアプローチの飛距離が短くなるので、そこの調整がつかめなかった。これはまだ経験の蓄積が少ないので仕方が無い。
そんな感じで11ホールまでは絶好調と言って良かったかも知れない。しかし恐らく少しずつこれまでのスイングに戻りかけたのだろう。やや変調し始めた。それでも何とか粘って楽勝の80代前半のスコアーと思い始めたラスト2ホール。
17ホール目で突如ドライバーがとんでもないド天ぷらで痛恨のOBになってから、正に突然狂い始めてしまった。最後の2ホールで+5。
これまでのスコアから言えば今日は上出来な結果なのだが、最後の2ホールが尾を引いてしまい、気分は今イチ。
今日はその2日後で、定例の練習をしてきた。そしてまた、今回試してみた打ち方から前進したと言えるかどうか分からないけれど・・・、もっと楽に振れて安定度の確立が良くなる方法はないものかと試し続けてみた。
居合抜きグリップは良かった。しかしやはり変則的な気もする。居合抜きのグリップで、時々左手が返り過ぎて,とんでもなく左に飛び出すことがある。楽に振り抜けるのだけれど、一寸した切っ掛けで手を返してしまう癖をどうしても払拭できない。ここを何とか出来たら、居合抜きと同じような楽な振り抜きが出来るに違いない。そう思って、今日もいろんな事を試してみた。
こんな事ばっかり繰り返して、結果的に良くなっていくのかどうか自分でも疑わしいのだけれど、どうもそう言うことを楽しむ性分で致し方ない。
さて次回のラウンドで、また試してみたいことが出来た。パッティングでも試したいことがある。
どうなるか分からないけれど、次回もまた楽しもうと思う。
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パートナー:長谷部さん、市川さん、及川さん、
★レギュラーティー(白)
+4:0回
★ワンペナ:0回
★OB:1回 バン入:2回
パーオン:6/18(33%)
FWキープ:9/14(64%)
最長飛距離:213y